18期生オネスト戦士たち

お久しぶりです。鈴鹿校の村田です。3月17日の金曜日に県立高校後期選抜の合格発表がありました。毎年のことですが、オネスト生全員合格を目指し、子どもたちを最後の最後まで全力でサポートしました。

18期生のオネスト戦士たちは、何度もつまずき、悔しい思いをしながらも決して逃げずに受験に立ち向かってくれました。思い返せば・・・
この子たちは中学3年間どっぷりコロナ禍につかった学年で、中学校に入学していきなり休校になってしまった学年です。様々な制限や制約に耐え忍び、その中で勉強とクラブの両立に苦しみながら、立派に成長してくれました。新中学1年生の4月の募集の段階では、コロナの多大なる影響もあり、あまり人数が集まらなかった学年でしたが、少しずつ少しずつこの子たちの成長と共に人数も増えていき、最終的には100名を超えてくれました。今、この18期生の子どもたち一人一人を思い浮かべると、ちゃんと次のステージに送り出せたという達成感と、自分がしてあげられることを本当に全部してあげられたかどうか?という後悔の念が入り混じっています。毎年この複雑な思いが私に押し寄せてきます。

さて、話を戻します。オネスト生の中には、15歳の春を合格して迎える子と全力を出し切ったけれど、願いが叶わず悔しい思いで迎える子がいます。私たちオネストを信頼して通ってくれた子、そして預けて頂いたその保護者の方には申し訳ない思いでいっぱいです。自分の力のなさを痛感しています。しかし、決して高校受験がゴールではありません。その先にまだまだ勝負の時を迎える瞬間がたくさん待っています。各々が過ごす高校3年間で子どもたちはさらに大きく成長します。オネストで学んだことや経験したことが子どもたちの今後の成長の確固たる土台になってくれることを私は信じています。私の好きな言葉に、私が尊敬する元NBAプレイヤー、バスケットボールの神様と言われたマイケルジョーダンの言葉で「私は9000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。勝負シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。」というのがあります。これからの人生でもしかすると成功することよりも失敗することの方が圧倒的に多いかもしれません。でも失敗したときに、どう自分の気持ちをコントロールしていくのか、立ち止まらずに前向きに取り組んでいくのか、18期生の子どもたちには何度も何度も伝えてきました。私の言葉が、彼ら彼女らの心の中に少しでも残ってくれていればいいなぁ~。

最後になりますが、先日オネストの最後の授業で、この3月で高校を卒業したオネスト15期生の子どもたちに来てもらい、これから高校生活を迎えるオネスト18期生の子どもたちに向けてアドバイスをもらいました。毎年このイベントを実施していますが、私のイメージでは、何となくバトンを受け継いでいくみたいなものです。このようなオネストの輪がこれからもずっと繋がっていくよう微力ではありますが、精一杯尽力したいと思います。

15期生のみなさん。忙しいところ本当にありがとうございました。
君たちのこれからの活躍を祈っています。
鈴鹿校 村田泰洋