先日、次女の娘の100日祝いで神社にお宮参りに行ってきました。神社には梅の花が綺麗に咲いていました。梅の花を見ると梅の花の時期に亡くなった母のことを思い出します。
孫は11月に生まれたものの里帰りで娘が帰ってきた頃ちょうど私がインフルエンザになってしまい、ほんの2,3日世話をしただけで実家から出ていく羽目になり、とても心配していました。しかし、インフルエンザに感染することもなくすくすくと育ち、今では身長も10㎝以上増え体重もあっという間に倍ぐらいになりました。
お宮参りのあと、お食い初めで両家の家族がそろって食事をしたときには、笑ってくれたり、手足をバタバタと動かしたりしてとてもかわいかったです。今のところ娘にはあまり似ていないのですが、長女が「髪質がおばあちゃんに似とるな」と言ったので触ってみるとまさしく母の髪の毛そのものでした。
裕福な家庭ではなかったものの、欲しい服も買わず贅沢もせず、ひたすら子どもや孫のために生きた偉大な母でした。親になり孫ができるとその有難さが痛いほどわかります。子どもや孫を思う気持ちは万人に共通するものだと思います。オネストに通っている生徒の皆さんには塾に通っているのが当たり前と思わないで欲しいのです。親御さんがどういう気持ちで塾に通わせているかをよく考えてください。きっとあなたたちには言わないさまざまな犠牲をはらっているはずなのです。入試まであと数日となりました。決して油断することのないように力を出し切ってください。それがせめてもの恩返しになるはずです。
神社に咲いていた梅は、まるで母が孫やひ孫の成長を見守ってくれているようでした。今となっては梅が一番好きな花になりました。
進学塾オネスト鈴鹿校 中根 眞澄